☆ 街道・古道などの道程の入口 ☆ 古代史空想の入口 ☆ 大物主神を追うの入口 歴史学者でも歴史家でもありません。あくまで妄想による 記事ですのでよろしくお付き合いください＾＾ ※ 神社の情報は「神奈備にようこそ」や「玄松子の記録」 などから情報を得て…

一言主神の逃避行（最終回） さて、前回の続きであるが、目弱王（まよわ）の変とはいったいどんな政変だったのだろう。 それは安康天皇の御代に起こった事件である。 目弱王は、大草香皇子（おおくさか）と中蒂姫（なかし）との間に生まれた。 ある日のこと…

★☆ 高鴨神社（愛媛県西条市） ☆★ 四国八十八カ所第６１番札所香園寺の裏手に高鴨神社（たかかも）がある。 お遍路の難所、いわゆる「遍路ころがし」と呼ばれる第６０番札所横峰寺へは、この高鴨神社の奥にある抜け道を通って香園寺奥之院道を往復するのが代…

一言主神の逃避行（その２） さて、一言主神（ひとことぬし）が大和国葛城を去った理由を探ってみよう。 そのためには、かなり古い時代まで遡って歴史的背景を知らなければならない。 もともと葛城地方を拠点とする豪族は、阿遅鋤高日子根神（あぢすきたかひ…

一言主神の逃避行（その１） 啓蟄が過ぎると、眠っていたはずの旅の虫が頭をもたげてきた。 そんなことで今年も花遍路にと土佐国に出かけたときのことである。 前回の打ち止めだった第３０番札所善楽寺から歩き始めた。 先ずは古の地理・地名をイメージして…

★☆ 加茂八幡宮（高知県黒潮町） ☆★ 太平洋に面した入野地区では、津波や台風の被害が多い。特に津波に関しては南海沖連動地震による津波の高さは３０ｍを優に超えるとの予測も出ている。 １８５４年１１月５日に襲来した安政の大津波の被害も甚大だったよう…

★☆ 土佐神社（高知県高知市） ☆★ 土佐国一宮として土佐郡に土佐神社（とさ）がある。 古くは土佐高賀茂大社、高賀茂明神（たかかも）さらに別称として「しなねさま（志奈禰様）」とも呼ばれているが、延喜式では都佐坐神社と書く。 所在は高知市街地の北東外…

★☆ 鳴無神社（高知県須崎市） ☆★ 「おとなしい」を辞書で引くと「大人しい」と書く。 上古の「大人」は「てーにん（朝鮮語）」と言って部族長などの有力者を呼ぶ言葉だった。 だから本来の意味が「大人のように考え方や態度が成熟しているさま」を表し、「思…